事業開発部の村木です。
まちづくり・まちおこしというと慈善事業的なイメージが強く、ビジネスとして取り組むことに違和感のある人もいるようですが、最近では収益モデルを持つまちづくりの重要性が語られる場面が目立ってきたように思います。弊社では、収益構造を持って行う地域活性化に大きな意味があると信じています。その理由を紹介します。
理由1: 専業で注力するため
利益のない地域活性活動では、事業の運営主体が別のところに収入源を持っていることになります。企業であれば企業全体の利益から捻出、個人であれば兼業で賄っていくという形が想定できます。
このような場合、肝心の地域活性に全力を注げない可能性があります。なぜなら別途収益となる活動をしながら、片手間でしか地域活性に取り組めないからです。当然、費やせる時間にも人員にも限りが出てしまいます。専業で地域活性化に取り組む為には、その活動自体が利益を生み出す必要があります。
理由2: 継続する仕組みを作るため
上記に関連して、利益をあげる事業であるからこそ継続して行えるというのが2点目の理由です。
収益性のない活動でも基本的には諸経費がかかってきますから、会社であれ個人であれ、財政状況次第では撤退ということも考えられます。こうなるとせっかく理念・理想を持って始めたまちづくり・まちおこしが頓挫してしまいます。
本当にまちを活性化させたいのであれば、継続的に関わることが重要であり、事業モデルとして成り立っている方が実現の可能性は高いと考えられます。
さいごに
上記はまちづくり・まちおこしの全てに当てはまるわけではなく、分野・形態によってはビジネス以外の方法が効果的である場合もあります。しかし少なくともある分野においてある程度は、地域活性が収益事業として成り立つことの重要性がお分かりいただけたかと思います。
「まいぷれ」は収益構造を持つ地域活性化として、全国388のエリア(2017年5月現在)で展開してきました。どのような収益モデルを持っているかなど、概要やビジネスモデルなどをご紹介した資料がございますので、もしご興味がございましたら、お気軽にこちらからお問合せをいただき、資料をご請求ください。