事業開発部の佐藤です。
弊社は「まいぷれ」を運営している会社ですが「まいぷれってなに?」とか「ポータルサイト屋さんなの?」と聞かれることがしばしばあります。そこでブログを通じて少しずつ、弊社の事業をご紹介してきたいと思います。
第1回目は「まいぷれ」が目指している「地域情報プラットフォーム」についてご紹介してみたいと思います。
地域情報プラットフォームとはなにか?
では地域情報プラットフォームとはなんぞやと、まず地域情報プラットフォームで検索してみると、総務省のページからPDF資料を発見しました。それによると地域情報プラットフォームの定義はこうらしいです。
『地域情報プラットフォームとは、様々なシステム間の連携(電子情報のやりとり等)を可能にするために定めた、各システムが準拠すべき業務面や技術面のルール(標準仕様)。』
引用:総務省 http://www.soumu.go.jp/main_content/000167834.pdf
地域情報プラットフォームとは「情報をいろいろなシステム間で共有連携するための仕様」と言い換えることができそうです。
この考え方・仕様がどうして生まれたか、なぜ必要とされているかというと
1、業務効率の改善
業務処理・データ連携が難しい現状のシステム的な課題を解決。
2、コストダウン
システム開発会社(ベンダー)が継続的に随意契約を結び、自治体は業務ごとにシステム調達するため、非効率な開発費用を迫られる。
3、サービス向上
市民ユーザーに対しては地域ポータルサイト・SNSを通じた発信が可能。
このような必要性とメリットがあったようです。共有連携というところがミソになっていて、とくに3の「地域ポータルサイト」の部分では「まいぷれ」が担っている部分です。
次に、プラットフォームという言葉の意味を調べてみたところ、駅にある電車のりばのプラットフォームの意味と、そうでないプラットフォームがサーチされました。例えば「世界一のモバイルゲームプラットフォーム」という記事が出てくることも。この場合、いわゆるスマホゲームを買いたい人と売りたい人をマッチングさせる場所(=iTunesStoreやGREE)がプラットフォームになります。
プラットフォームの意味は、システム開発事業者的な用いられ方だと「アプリケーション・ソフトウェアやOS」などを指しますが、コンテンツ(地域情報やモバイルゲーム)的な用いられ方の場合には、「情報の発信者と受信者を結びつける場」だと言えそうです。
結局わかりやすくいうと?
話を戻して、地域情報プラットフォームはなにかというと、『地域情報を欲しいと思う人と、地域情報を提供したいと思う人がマッチングする場所』と定義することができるのではないでしょうか。その「場所」をより効率的に運営するために、システム規格を統一する必要もあるわけです。したがってこれを導入すると、自治体だけでなく市民側にもメリットがある、そんな仕組みのようです。
「まいぷれ」は「地域ポータルサイト」でもあり、それを地域情報プラットフォームの一部分であると弊社では定義しています。より詳細な話は次回以降のエントリーでご紹介していきたいと思います。
もしご興味がございましたら、お気軽にこちらからお問合せをいただき、資料をご請求ください。