まいぷれ運営パートナーのご案内

新規事業でフランチャイズ(FC)に加盟するメリット・デメリット

こんにちは。フューチャーリンクネットワークの村木です。

このサイトを御覧いただいている方や弊社にお問い合わせをいただく方の中には、地域で新しくビジネスを始めたい(あるいは新規事業として地域でのビジネスに力を入れたい)という方も多いのですが、地域でビジネスを始めるにあたっては、みなさん様々な悩みをお持ちのように思います。

その中でも、そもそもうまくいくのか分からないという不安は大きいのではないでしょうか。

今回このブログを見ていただいた方の中にも、そのような背景をお持ちで、全く新しいビジネスを1から始めるよりは…と、フランチャイズを検討されている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、地域ビジネス関するフランチャイズについて、フランチャイズ間の違いや、メリット・デメリットをご紹介します。

フランチャイズとは?

そもそも、フランチャイズとは何でしょうか?

「一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(JFA)」による定義は以下の通りです。

フランチャイズとは、事業者(「フランチャイザー」と呼ぶ)が、他の事業者(「フランチャイジー」と呼ぶ)との間に契約を結び、自己の商標、サービス・マーク、トレード・ネームその他の営業の象徴となる標識、および経営のノウハウを用いて、同一のイメージのもとに商品の販売その他の事業を行う権利を与え、一方、フランチャイジーはその見返りとして一定の対価を支払い、事業に必要な資金を投下してフランチャイザーの指導および援助のもとに事業を行う両者の継続的関係をいう

「フランチャイズ」は、チェーンという業務形式の一つです。

チェーン形式には、フランチャイズのほかにも、以下のようなものがあります。

  • 代理店(特定のブランドの流通系列に加盟した販売店)
  • レギュラーチェーン(一つの本部が直営で運営・管理する形式)
  • ボランタリーチェーン(加盟した各店の意思決定によって運営される協同組織)

フランチャイズは代理店と混同されがちですが、次のような違いがあります。

代理店  あるブランドの販売をする事業者
フランチャイズ  本部からサポート・ノウハウ・権利の提供を受けながら事業を運営する主体

つまり、本部からのサポート・ノウハウ・権利の提供を受けるというところがフランチャイズの特徴になります。

フランチャイズ間の違い

ではフランチャイズはどれも同じなのかというと、そうではありません。

本部からのサポートの手厚さであったり、初期費用やロイヤリティ(レベニュー)の配分であったりが、それぞれのフランチャイズで異なっています。

今回は代表的なフランチャイズであるコンビニと弊社のまいぷれ事業パートナーとで比較してみましょう

土地・建物 ロイヤリティ 地域あたりの店舗数
コンビニ ※1 必須 ※2 39%~76% 多数
まいぷれ事業
パートナー
必須ではない 20% 1社

※1 今回は大手3社であるL社・F社・S社のデータを参照しています。
※2 フランチャイズの本部が土地・建物を用意するケースと、フランチャイズ加盟店が土地・建物・費用をすべて負担するかわりに本部側のロイヤリティを減額するケース等があります。

コンビニは店舗数が圧倒的に多く、まいぷれ事業パートナーと比べネームバリューがあるかと思います。一方で、コンビニは店舗を構えなければならないという性質上、初期費がかかってきたり、フランチャイズ本部に支払うロイヤリティが高かったりという特徴があります。

また、コンビニはマーケティングの結果によって売れる地域にどんどん出店するという戦略を取りますので、地域あたりの店舗数は多くなるのに対して、まいぷれのパートナーでは、必ず1エリアに1社での契約となります。

1エリア1社であれば、商圏からどのくらいの収益が得られるのかの見通しが立てやすく、比較的安定した経営が想定されます。

加えて、地域ビジネスとして展開する場合、人材不足の地方では、少ない人数体制で展開できる事業のニーズが高まってきている現状があります。

コンビニは経営に人手がかかりすぎるため、地方で展開するにはハードルが上がっているとの声もあるのに対し、まいぷれ事業は3名から新規事業が展開できるため、地域の人材不足の中でも比較的展開しやすいビジネスとして導入実績を増やしております。

フランチャイズ加盟のメリット

それでは、フランチャイズに加盟するメリットとは何でしょうか。

結論から言うと、フランチャイズに加盟する(フランチャイジーになる)ことのメリットは、資源と経験を共有することによる効率的な事業展開だといえます。

冒頭でも少し触れましたが、地域でビジネスを始める場合、そもそもうまくいくのかという不安があったり、うまくいくためにはどうしたら良いのかのノウハウがなかったりという課題がある場合がほとんどです。

そういった地域でのビジネスにおいて、本部からのサポート・ノウハウ・権利の提供を受けることができるフランチャイズという形態は、解決策の1つになります。

資源の共有については、販促物など必要な物品、IT関連であればシステム構築などのインフラ部分、さらに本部で一括できる業務を一括するなど人的資源の共有などが挙げられます。また、フランチャイズへの加盟によって背負うことになるブランド自体も、共有できる資源といえます。

次に経験の共有というのは、本部が持つ成功・失敗の事例や事業ノウハウ、同じフランチャイジーの事例を共有することです。ゼロから事業を立ち上げるのはコストも掛かりますし、先が見えずリスクも高くなりますが、フランチャイズという形態では、そこをカバーすることができます。

以上のように、ゼロからの新規事業に比べて効率的な事業展開が見込めることが、フランチャイズ事業のメリットといえるでしょう。

フランチャイズ加盟のデメリット

逆に、フランチャイズに加盟することのデメリットと言われているのは、以下のような点です。

  • フランチャイズ本部の良し悪しが全体の経営に影響を及ぼす
  • 加盟金など金銭的負担がある

フランチャイズ本部の良し悪しや、他加盟店のブランドイメージが悪くなった場合には、自社のイメージの悪化にもつながってきます。これは、資源や経験を共有している半面と言えます。

金銭的負担については、フランチャイズに加盟することによる利益と加盟金とのバランス次第といったところでしょうか。

その他、事業における判断がある程度制限されるというのも、加盟するフランチャイズによってはデメリットになるでしょうか。24時間営業撤退の可否に関するニュースは記憶に新しいですよね。これは、加盟するフランチャイズの選び方が鍵となってきます。

地域ビジネスでフランチャイズをする際のポイント

フランチャイズという形態は、本部からのサポート・ノウハウ・権利の提供を受けるという特徴があるので、効率的な事業展開としてメリットになる側面もある一方、フランチャイズ本部や他加盟店の悪影響を受ける可能性としてデメリットになる側面もあります。

地域でのビジネスを始めたいと考えている方であれば、サービスが画一的になってしまうのでは?という点も懸念されているかもしれません。

弊社がご提案しているまいぷれ事業のパートナー制度では、地域活性化を目指しているので、フランチャイズという形式によるノウハウ提供のメリットはそのままに、地域の足回りを活かした「その地域ならでは」を大切にしています。

また、フランチャイズであっても、1つのエリアにつき1社でのご契約となるため、商圏からどのくらいの収益が得られるのかの見通しが立てやすく、比較的安定した経営が想定されます。

まいぷれ事業の場合のフランチャイズ本部と加盟パートナー企業の各役割や、ご提供できるサポートの詳細など、ここではご紹介できなかったこともたくさんあります。

もしご興味がございましたら、お気軽にこちらからお問合せください!