まいぷれ運営パートナーのご案内

アイデアから企画する新規事業

初めまして。地域情報サイト「まいぷれ」の開発・運営をしておりますフューチャーリンクネットワークです。

新規事業をご検討される過程で弊社のブログを見つけていただきありがとうございます。

今こちらのページをご覧いただいている方は、組織の中で新規事業の開発をご担当されている方、もしくは代表者様、そして今後起業をご検討される方で新規事業を考えるにあたり、情報収集をされる中でこちらを見つけていただいたことと思います。

会社を絶えず運営する・起業する為に新しい事業を考えることは当然のことです。

本業からの派生的な取り組みであれば考えやすいのですが、新規事業となると本業の領域外となることも多く、何から手を付ければいいのか分からなくなることも多々あると思います。

今回、この点において、私なりに情報収集し勉強をしてみたので、アイデアを新規事業という形にする一つの方法として、ご紹介させていただくと同時に弊社の事業を読者の方々向けに新規事業としてご紹介ができればと思っております。

アイデアは先発分析から

まず新規事業を考える際、どうしても他社が展開していない・競合が存在してない・まだ世にない事業を新しく生み出すという方向に考えてしまいがちです。

ただ、すでに世の中にある事業にも新規事業を作るためのアイデアにつながるものは多々あるので、まずは、そちらに着目してみましょう。

新規事業を模索される際に、参考にしていただきたいのが「他社」もしくは「他業界の事例」で、すでに世にある成功事例の中から自社の新しい事業にできるものを検討していきます。

その事業の検討を進めるにあたって、まずは「ターゲット」「ニーズOR課題」「収益モデル」を考える必要があります。

他社の事業をそっくりそのまま使ってしまっても、サービスを差別化できず、当然、同じ市場での競合となる為、競合他社に比べ資金力が2倍ある、または人材が3倍あるという元々のリソースに強みがなければ、初めから負け戦に参戦するようなものです。

そのため、先発のことを調査・分析し、先発がまだ開拓できていない市場を明確にしていきます。

それでは、これまでご紹介させていただきました新規事業を考え出すためのアイデアやそれを形にするまでの分析について、弊社事業を参考にして考えていきましょう。

成功事例を参考に

まず、アイデアだしの部分で「他社」や「他事業からの成功事例」を参考にするとご紹介しました。

自ら弊社事業が成功事例ですとご紹介するのも図々しいですが、実績としてご紹介ができればと思います。

弊社は2000年に創業し、地域情報サイト「まいぷれ」の開発・運営の専業会社として現在20期目を迎えている企業でございます。

事業モデルは2つの構成からできており、1つ目は地域情報サイト「まいぷれ」の運営です。

2つ目は地域情報サイトの事業基盤(運営体制・メディア・地域ネットワーク)を活用した自治体の事業支援を行っております。

地域情報サイト「まいぷれ」は基本的に自治体単位でサイトを立ち上げて、その特定地域の総合的な情報を収集し・発信するという形で全国に517のエリアで展開し、掲載店舗数は14,602件、協定を締結する自治体数は63自治体となっており、地域情報サイトという事業分野では歴史もあり成功事例を多くございます。

※2019年7月18日時点

ポイントは他社のターゲット・ニーズ・収益モデルに学ぶこと

次に「ターゲット」「ニーズOR課題」「収益モデル」の視点を軸に、他のサービスとの比較をしたいと思います。

弊社事業とよく比較されるのが地域のフリーペーパーです。

フリーペーパーは全国各地にある媒体ですが、今回は弊社のある船橋市で展開するA社を参考に解説をしていきたいと思います。

ターゲットの比較

A社は設立が弊社よりも古く、各ご家庭に直接ポスティングする形で船橋市以外にも関東一帯の世帯に直接フリーペーパーを直接ポスティングされるモデルで展開をしております。

A社の主な読者は女性が7割、年齢層は20~30代、職業は会社員やパート・アルバイトの方となっております。

紙面の媒体としては読者の年齢層が若く、主婦層というよりはアクティブに働かれている方が利用していることが特徴です。

ターゲットとなる店舗は主にグルメや美容関係です。

これはフリーペーパーという媒体の性質も大きく影響しており、読者が媒体を手にしてから読みきるまでの時間が短く、媒体を手にする頻度も月1回とスポットであるため、それ以外の業種が掲載しても効果(この場合、集客)を出しにくいという傾向があるからです。

ターゲットが持つニーズ(課題)の比較

A社事業のターゲットのニーズは、周辺地域からの新規顧客の創出です。

そのため、ポスティングのエリアは広域ではなく、3万~4万世帯ごとにエリアを区切り、掲載する店舗情報は初回割引や無料など新規利用を促す情報発信を中心に進めています。

収益モデルの比較

A社の収益モデルは、紙面に掲載をする広告費用です。

発刊は月1回で掲載するサイズによりますが、12CM×6CM程度の枠で4万円程度の費用が掛かり、これを毎月掲載契約して、請求書対応するという形になります。

上記のことにより、フリーペーパーA社が展開できていない領域が明確になるため、弊社では下記の設定で事業の展開を進めております。

弊社のターゲット

弊社の地域情報サイトは、フリーペーパーA社と同じく地域に密着した情報を収集しますが、ターゲットとなる店舗は、グルメや美容を含めてフリーペーパーではマッチングが難しい生活情報(住宅設備工事、ご自宅を拠点にした書道、着付け、茶道などの習い事から印鑑店)など幅広い情報を収集しています。

また、web媒体ということもあって印刷に比べ原価が掛からないことを生かして、高額な広告予算を持たない業種や店舗の情報も集める為に、掲載費用を月額2,000円~7,000円に設定し、クーポン機能はつけない形で掲載情報を配信しています。

これらにより、フリーペーパーよりも幅広い業種の店舗をターゲットにすることができ、値引きを訴求ポイントにしない分、リピートに繋がりやすい新規客の集客を促すことが可能になります。

読者層も女性の主婦層で30代~40代後半とフリーペーパーに比べ、職業が異なり年齢も高めになっております。

弊社の顧客のニーズ

クライアントニーズ(課題)については、単に掲載される店舗の集客をWEBだけで支援するのでなく、様々な業種業態を掲載できるというサービスの特徴を生かして、掲載店同士をマッチングした顧客の送客を創出したり、イベントのコーディネート、掲載店の交流会など様々な業種の掲載店舗ネットワークを使ったPRの支援や集客支援するなどをバリューポイントにすることにより、フリーペーパーの棲み分けを明確にしています。

弊社の収益モデル

掲題費用の金額は上記(ターゲット部分)でご説明させていただいた通りで、掲載契約は単月の自動更新として、掲載費用は銀行口座からの決済をしております。

フリーペーパーは月ごとの掲載で契約を行い請求書での対応をする例が多く、掲載の継続性や請求業務の負担を考えると弊社の事業はフリーペーパーの事業に比べれば、安定的な収益を構築でき業務負担を軽減できるということが特徴です。

 

いかがでしょうか。少し簡単ではございますが、今回ご紹介した情報が読者様の新規事業検討の手助けになればと思います。

また、このブログをきっかけに弊社の事業にご興味をいただけましたら嬉しく思います。

弊社「まいぷれ」事業を新規事業として検討される際は、こちらのページもご確認いただき、お問い合せをいただけますと幸いです。