少し前になりますが、2016年10月、「パートナー報告会」を行いました。今回は「勝てる自治体営業」と題して、「まいぷれ」が自治体向けに提供しているソリューションについて情報交換の機会としました。
パートナー報告会とは?
パートナー報告会というのは「まいぷれ」に関する情報交換会のことで、現在年に3回ほど開催しています。毎回テーマを設定し、ご興味を持っていただいたパートナー各社様には東京にお集まりいただき、約半日の報告会にご参加いただきます。
弊社フューチャーリンクネットワーク(以下「FLN」)では日頃から各社様に合わせて個別にサポートをしていますが、こうして同じテーマで情報共有をすることにより、そのテーマに対してより高い密度でノウハウを獲得していただいております。また、日々のサポートにおけるFLNとの関係性だけでなく、各地で活躍されている、運営歴も本業も様々なパートナー会社様どうしで交流する機会にもなっています。
今回のテーマは「自治体営業」
今回の報告会でご説明したのは、「まいぷれ」が関わってきた自治体向けソリューションの中でも「ふるさと納税」と「地域通貨」が主でした。「まいぷれ」としてどのような取り組みを行っているか、パートナー各社様として何ができるか、自治体向けにどう説明・アプローチしたらよいかなどの観点で、FLNで自治体案件を専門にしているチームから発表をしました。それだけでなく既に自治体との協定事業を行っているパートナー会社様からもお声をいただくなど、俯瞰的な内容から現場レベルのお話まで情報共有できました。
「まいぷれ」事業では、2006年に川崎市宮前区と官民協働の地域ポータルサイトの運営を始めて以来、各地にて自治体向けソリューションを提供してきました。2016年11月現在では41自治体と協定締結の実績があります。実績を積み上げてきた「まいぷれ」事業だからこそ他の地域でも通用する運用ノウハウがありますし、何より各地域で地元企業様が事業運営していることが大きな強みとなっています。
今までに作ってきた官民協働サイトの例
ここ数年、自治体向けのソリューションは、地方創生の機運もあり需要が顕在化してきたように思います。チャンスである分、多くの他社様も参入されていますが、その中で「まいぷれ」の優位性はどこにあるのか、差別化のために何をすべきなのかを模索し続けてきました。
これからはそういった試行錯誤をFLNが続けるだけでなく、全国のパートナー会社様にお伝えすることが重要なステージにあると考えています。そうすることで全国各地にて、地域密着かつ実績を活かした地域活性化が期待できるからです。そのためにも、今まで以上に仕組み・強み・コツなどの情報を体系化し、パートナー各社様にお伝えしていきます。
地域密着事業だからこそ情報共有がカギ
地域ポータルサイトを含めた地域密着事業では、普段の活動としては当たり前のように地域内での活動が中心になります。しかし、地域外の同業者がどのような活動をしているのかを知ることで、地域内の活動に活かせること、より地域に還元できることが増えてくるのではないでしょうか。
また地域ポータルサイト事業(「まいぷれ」は厳密には単なるポータルではないのですが)において収益化を阻害する要因の一つが「ノウハウの蓄積」に時間がかかることだと考えられています。他地域での事例から学び、自社で活かしていく仕組みは、収益化に関しても大きな強みとなるはずです。
各地で同じように「まいぷれ」を運営している会社が集まり、情報交換を行えるパートナー報告会のご紹介でした。
今回ご紹介させていただきました自治体向けソリューションやまいぷれ事業について概要やビジネスモデルなどをご紹介した資料がございますので、もしご興味がございましたら、お気軽にこちらからお問合せをいただき、資料をご請求ください。