こんにちは、フューチャーリンクネットワーク事業開発グループの大西です。
2014年に、民間の有識者による日本創成会議の人口減少問題検討分科会より、「人口推計結果」が公表されました。
それによると、2040年に20~40代の女性の人口が50%以上減少し、その影響により消滅する可能性がある市区町村は全国に896あり、なかでも人口が1万人未満で消滅の可能性が高い市町村は532にのぼるそうです。
上記でご紹介した情報は、まだ記憶に新しいのではないでしょうか。
国の政策としても地方の人口減少に歯止めをかけるために、首都圏への人口集中を是正し、地方への人口流入を増やすことで活性化を図ることを「地方創生」として打ち出しております。
そのため、地域活性に関するビジネスは事業ニーズとしても高くなっているのではないでしょうか。
ただ、地域活性ビジネスといっても、なかなか具体的に何をすればいいのかがイメージができませんよね。
仮に「地方創生」という方針に沿った場合、実際にどのような取り組みや対策が考えられるかを個人的な考えとして下記に書いていきたいと思います。
子育て支援
子育て世代の方々に対して、子育て支援に関する助成金やサポート情報の配信を支援。
また、子育てしやすい街であることをPRすることにより当地での子育て世代の増加及び人口減少を是正。
具体的には行政の各窓口から配信される子育て情報(検診のお知らせ、母親学級、絵本の読み聞かせの情報)を横断的にまとめ、子育てという括りで一元的に情報発信したり、おむつ替えや授乳スペースが完備されている店舗や禁煙スペースがあるお店などを“子育てにやさしい店舗“という形で紹介したりすることにより、子育て世代の方々は支援制度を利用しやすくなり、より便利に地域で生活することが可能となります。
定住移住
当地とは全く関係のない方でも自分たちの地域に定住してもらうという取り組みを目的とします。
そのきっかけを作るため、定住者を迎え入れる地域へのテスト旅行者を募り、その地域での生活や旅行した感想をコンテンツとして情報配信することで、定住を検討する方に対してよりリアル感のある情報を提供することができ、定住の後押しをすることが可能となります。
観光開発
地域産品の販売を通して、その品物が作られた環境や生産者の人柄を紹介し、当地の魅力を品物といっしょにお届けすることで、品物だけではなく地域のことを知っていただき、観光や移住につなげられるようなシティプロモーションが可能です。
以上のような取り組みなどが考えられるかなと思います。
実は、上記の取組は実際に弊社の事業実績としてあるものです。
弊社はこれまで19年間地域活性化を理念として、事業を運営してきました。
事業の基盤として、地域情報サイト「まいぷれ」というWEBの媒体事業を運営し、地域に点在する地域情報を流通させることで地域住民の方へ地域での過ごし方や楽しみ方をご提案し、商業やコミュニティの活性化を進めております。
また、それ以外には自治体との連携による地域課題の解決をもう一つの事業としており、2006年より63自治体と協定を締結する中で、上記でご紹介した取り組みも含めてふるさと納税、地域共通ポイント、生涯学習、商店街活性化などの分野で実績を作ってきております。
また、これらの実績をもとに現在、「まいぷれ」の全国展開を進めており、全国各地の企業様・団体様に「まいぷれ」を新規事業として採用いただき、弊社から事業の立ち上げから運営に至るまで細かなサポートをご提供させていただいております。
そのため、今後、地域活性に関わるビジネスで起業(独立)や新規事業としてご検討される方には弊社の事業を一つの選択肢としてご検討をいただけると嬉しく思います。
地域活性ビジネスにご興味をお持ちであり、今後、起業(独立)や新規事業をご検討されていらっしゃいましたら、情報収集という形でも問題ございませんので、お気軽にお問合せをいただけますと幸いです。
ご連絡お待ちしております。