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秋田で地域活性化!地域情報サイトという選択肢もあります

こんにちは。20世紀生まれの銘苅です。

少子高齢化が日本の課題だと叫ばれて久しいですね。

今年4月12日に公表された政府の「人口推計」によると、2018年10月1日時点の人口減少率ワースト1位は秋田県だったそうです。

秋田といえば米どころ、なまはげなど、豊かな自然と文化があり、私には憧れる場所というイメージがあるのですが、地域活性化はどのようになっているのでしょうか。

今回は秋田の地域活性化にフォーカスしてみたいと思います。

秋田における地域の課題

秋田県の発表している「平成31年度重点施策推進方針」及び「秋田県人口ビジョン」によると、やはり最も課題としているのは人口減少です。

2017年4月には、県人口が100万人を下回ったというニュースが世間に衝撃を与えました。

人口減少には自然減と社会減がありますが、秋田県では高度経済成長期の集団就職によって年間1万人前後が転出するようになって以来、現在まで社会減が深刻になっています。

流出している層で突出しているのは18歳から23歳までの若年層で、高校・専門学校・大学卒業後の就職・進学し、そのまま戻ってこないことが主な要因とであると考えられています。

少し前のデータですが、2007年の高校生の県内定着状況の調査では、45%が秋田県外へ就職していると推計されています。

この課題を受けて、秋田県は若者に魅力ある雇用の創出及び、情報発信による意識醸成を重要戦略と位置づけています。

地域内の魅力の発信、地域内での消費の喚起、地域内でビジネスに挑戦する場を増やしたり求職者と求人のマッチングを進めていったりすることが必要です。

また、若年層の流出により深刻しているのが高齢化です。

確かに最近は電話からインターネットまで通信手段が発達し、遠くに離れた人々を含めた”人とのつながり”はまだまだ強いと言われていますが、地縁によるつながりは希薄になっています。

近くに助け合える人がいないという状況はかなり問題です。

最近ニュースでもよく取り上げられる高齢者による運転事故ですが、利用者の減少もある中で、公共交通だけで生活できる人は限られており、車に頼らざるを得ないという問題が免許返納を妨げていると言われています。

交通手段がなければ買い物することもままなりません。

平成は大災害の時代と言われることもありますが、自主防災(地域防災とも)の点でも高齢者は災害弱者となりやすく、地縁によるつながりが希薄になることで避難が遅れるなどの課題があります。

地域内でのつながりを増やし、密度を高めていくことが必要です。

こういった課題は日本の他の地域でも当てはまるところもありますが、秋田はとりわけ人口の自然減少率・社会減少率・高齢化率ともに全国ワースト1位であり、問題の進行が深刻であるといえます。

地域情報サイト「まいぷれ」は秋田の課題を解決できるか

ここまでのお話は、地域活性化に興味のある方であれば既にご存知であったことも多かったかもしれません。

しかし、問題はこれをどう解決するかです。

私達はこれまで、地元に住んでいる方々が地域情報サイトを運営することで秋田をはじめとした地域の課題を解決できるスキームを考えてきました。

情報の発信

秋田県外の方を秋田に呼び込むために乳頭温泉や男鹿真山伝承館などのPRをすることで観光客を増やすことも重要ですが、乳頭温泉や男鹿真山伝承館が魅力的だからそのまま秋田に住むことを選ぶという方は少ないのではないでしょうか。

それは、観光地などのPRだけでは、そこで暮らしていくイメージを持ちにくいからだと考えます。

「まいぷれ」は、暮らしている方にとって本当に魅力的に思える情報の発信を総合的に行う地域情報サイトです。

例えば、近所のパン屋さんがあと30分で焼き上がるといったような、自転車で行けるくらいの場所にあるまちのお店の情報サークル団体やイベントの情報やそこで活動する人々の物語といったものから、今やっている民間・行政それぞれの子育て支援情報、さらにはおくやみ情報まで。

地図と電話番号だけの電話帳のような内容ではなく、ニッチで詳細でリアルタイムな、しかも県全域でなく”自分の住んでいるまちに限定された情報”を、1つのサイトに全部集めて発信します。これらは、暮らしている方にとって本当に魅力的に思える情報発信だと思いますし、サイトを見た方々も秋田での生活のイメージを持つことができ、この街で暮らしたいと思ってもらいやすいでしょう。

つながりを作る

まいぷれは、地域情報サイト内だけで完結しません。

地域の店舗に実際に足を運び、実際の声を聞いて困りごとのお手伝いをすることもあります。

例えば、店舗さんの交流会を主催してつながりを作ったり、お店内のラック設置を提案して、お店のチラシの置きあいをしたり。足を動かして地域の方々と会い、また対面での情報発信を行っていくことで、地域の”ハブ”となることを目指します。

自治体を巻き込み動かしていく

地域情報サイト「まいぷれ」の運営を通して行う情報発信や、地域の”ハブ”としてつながりを作っていくことで、自治体を巻き込んだ事業に発展した事例もあります。

子育て情報・防災情報の発信や、健康増進や放置自転車問題の解決と商店街への客足の増加を絡めた地域ポイントの運営、ふるさと納税と関連付けた特産品のプロモーション。

「まいぷれ」そのものを自治体と一緒に作っていくこともあります。秋田の各自治体が特に注力したい領域をヒアリングしつつご提案していきます。

秋田での「まいぷれ」運営もサポート!

現在、秋田の課題解決を推進していくべく、秋田の各市町村で地域情報サイト「まいぷれ」の運営を起点とした課題解決に取り組みたい企業・事業主様を募集しております。

弊社とパートナーシップを結び、一緒に秋田を盛り上げていきませんか?秋田にいるからこその強みを活かせる貴社を、弊社と全国各地のパートナー企業様123社とで全国632の市区町村に展開してきた経験・実績をもとにサポートさせていただきます。

秋田で地域の課題を解決したい方、地域情報サイトにご興味のある方はお気軽にお問合せください!