少し前になりますが、2016年3月をもって、弊社フューチャーリンクネットワークは17期目を迎えました。弊社は地域情報プラットフォーム事業「まいぷれ」を立ち上げるために始まった会社であり、2000年の創業以来この事業に専業で取り組んできた会社です。
初めて運営パートナー様が誕生したのが2005年。
官民協働の地域ポータルサイトを運営し始めたのが2006年(まだ「官民協働」という言葉さえなかった当時としては画期的でしたが、今は「民間にできることは民間で」という考えも浸透してきましたね)。
実は、地域情報サイト事業で十数年間、WEB事業単体で収益化して継続してきた事例というのは、全国的に見ても極めて少ないのです。収益化に成功しない事例が多いために、「儲からない事業」「失敗する事業」というイメージもついてしまいました。
お断りしておくと、「ぼろ儲けできる事業」ではありません。
しかし一方で、収益化して継続・発展してきた事例もあるということも、ぜひ知っていただきたいと思っています。
ポータルサイト事業が「うまくいかない」のはなぜ?
地域ポータルサイトの成功要因も失敗要因も様々ではありますが、よく見られるケースをご紹介します。
◆運営ノウハウの不足
よくポータルサイト事業が失敗する原因として、「運用ができない」というものを耳にします。運営ノウハウが足りないとい言い換えられるのではないでしょうか。サイトの構築まではできても、広告掲載をどう獲得すればいいかの営業ノウハウ、どんなコンテンツが必要かといった編集・制作ノウハウ等が必要になりますが、初めて地域ポータルサイトを運営する会社がこういったノウハウ構築するには、長い時間が必要です。
ノウハウが蓄積されて収益化に成功するまでの期間が長いと、体力的に継続が不可能というケースがよく見られます。結果として事業撤退、もしくは収益化しないままポータルサイトを抱える状態になっているように見受けられます。
◆継続的投資の必要性
地域情報サイトに限らずWEB事業においては、多様化するデバイスへの対応、デザイン・機能の追加・改良が継続的に必要になります。扱う情報は地域密着ですが、求められる機能は大きく、対応が遅れるとユーザーが離れるのはあっという間です。
地域ポータルサイト単体での収益は、ストック収益であるために安定的である一方、規模として莫大でないのも事実です。したがってサイトで収益化して営業マンの人件費を払えたとしても、システム面での投資を継続する(開発人員を雇用または外注する)となると、費用が膨らんでしまうのが現実です。
ポータルサイト運営は「まいぷれ」にご相談
「まいぷれ」は16年間継続運営してきた中でのノウハウ蓄積や全国でのパートナー展開によって、上述のような課題の解決に取り組んできました。
たとえば、専門のスーパーバイザーチームによる継続的運営サポート、知見の収集(全国パートナー様からの事例ヒアリンにグ、直営エリアでの実験的事例構築)、体系化(マニュアルの作成・共有・継続的改修、研修体制の構築・改善)を続けることで、1社単独ではできないスピード感での事業成長を図っています。
また、自治体との連携事業や他媒体との連携など発展的事業の実績・事例は、金銭的投資だけでは手に入れられない大きな価値だと考えております。
詳しいサポート事例や自治体との協定事例などについて概要やビジネスモデルなどをご紹介した資料がございますので、もしご興味がございましたら、お気軽にこちらからお問合せをいただき、資料をご請求ください。