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印刷会社でローカルメディアを展開した事例

こんにちは。2019年に入社した銘苅です。
学生時代から「地域」に関心があって、地域社会学や環境情報学を学んでいました。現在はメディアについても少しずつ勉強しているところです。

地域のメディアといえば、地方紙やラジオ、フリーペーパー、webなど、様々な媒体で新しい取り組みが進められており、地域活性化に貢献するビジネスとして注目を集めていますね。

今回は、ローカルメディア事業と相性がいいと言われている印刷会社に焦点を当てて、実際に印刷会社が新規事業としてローカルメディアを立ち上げた事例と、ローカルメディアを立ち上げ、運営していく上でのポイントについて、私が学んだことをご紹介させていただきます。

ローカルメディアとは?

ローカルメディアの種類

先程から「ローカルメディア」という言葉を出していますが、
DBM用語辞典によると、「ローカルメディア」とは、

共同体やその媒体が位置している地域のコミュニケーション・ニーズを満たすことを主な機能とするメディア媒体のこと

出典:DBM用語辞典ローカル・メディア

であり、地方新聞やフリーペーパー、ラジオ局、テレビ局、ケーブルテレビステーション、ポータルサイトなど様々な媒体が存在しています。
関東であればフリーペーパーの『つなぐ通信』や『ちいき新聞』などは有名かもしれません。

簡単にまとめると、ローカルメディアとは、地域の人々をつなぎコミュニケーションを活発にしていくことを主な機能とするメディアということになります。

これらローカルメディアの事業は、地方創生の文脈から現在注目されており、地域の情報を集めて発信する「地域のハブ」となることで地域に密着した深く広いネットワークを構築できるというメリットから、新規事業としてローカルメディア事業を検討している会社が増えています。

実際の印刷会社の事例

それでは、印刷会社によって実際に立ち上げられ、現在も運営されているローカルメディアを見ていきましょう。

図書印刷同朋舎様運営のローカルメディア「まいぷれ京都市 下京区・東山区版」

図書印刷同朋舎様運営のローカルメディア「まいぷれ京都市 下京区・東山区版」

 

1.株式会社図書印刷同朋舎

URL: http://www.dohoprit.jp/information/243.html

図書印刷同朋舎様は、京都府京都市下京区で大正7年に創業して以来、下京の地に根ざして印刷業を営んできた会社です。これまで印刷を通じて数々のお客様の支援を行なってらっしゃったのですが、より深く地域を盛り上げる支援に取り組めるようになることを狙って、新規事業として、2015年に地域に密着したローカルメディアをオープンしています。

京都は日本有数の観光地であり、観光客向けのwebサイトや観光雑誌が多く存在する中で、観光客向けの媒体にはない「リアリティある地域の情報」を配信するローカルメディアである点が特徴的です。地域に生活する、商品・サービスを提供したい方と、それを探している方、両者を支援する企画として、『今日のランチ』特集をはじめとする様々な地域密着企画を展開されています。また図書印刷同朋舎様は、自治体さんともタイアップされていて、 下京区140周年記念のサイト制作の実績もあります。

2.山藤三陽印刷株式会社

URL: https://www.sando-sanyo.co.jp/contents/news/p0041.html

山藤三陽印刷様は、明治29年に創業してから120年以上に渡って印刷を主軸とする製品・サービスを展開してらっしゃる会社です。印刷情報サービスの未来を見つめ、印刷業界に求められる役割が多様化していることを捉えて、挑戦的な新規事業として2018年からローカルメディア事業に取り組んでいます。

長い歴史で培ってきた本業でのお客様との信頼関係をローカルメディアの運営にも活かし、飲食店から茶道教室まで地域の多種多様なお店の情報を、札幌西区・手稲区だけで100件近く発信しています。「札幌市内の温泉&スーパー銭湯特集」は人気の特集です。また、小樽市など近隣地域のローカルメディアとも連携し、北海道全体の魅力ある情報発信にも貢献されています。

3.株式会社マックス

URL: https://www.macs-chiba.co.jp/index.html#01

マックス様は、平成6年の創業と、先程ご紹介した図書印刷同朋舎様や山藤三陽印刷様と比べると新しい会社です。本業として千葉県の外房地域に密着した広告企画・制作事業をされていて、この外房エリアのタウン情報誌『yutori-to(ゆとりーと)』や『道の駅千葉県版』の企画・制作を行っていたことから、既存地域顧客のネットワークを活かした幅広い地域サービスに注力することができると考え、2013年から新たにローカルメディアを展開しました。

もともとの事業である紙媒体と、新たに取り組んでいるWEB媒体の、それぞれのメリットを活用していくクロスメディアプロモーションを強化されており、本業と新しい事業の相乗効果をうまく実現されています。

ローカルメディア事業を立ち上げるにあたってのポイント

ここまで3社の事例をご紹介させていただきましたが、これら企業の成功事例から見えてくる、印刷会社が新規事業としてローカルメディアを運営するにあたってのポイントは、大きく以下の3点にまとめられます。

✓自社の本業である印刷事業とローカルメディア事業をしっかり関連させていくこと

株式会社マックス様の事例が最も分かりやすいかと思うのですが、新しく取り組むローカルメディアの事業によって、本業である印刷の事業も伸ばしていくことができるか?という視点が重要です。

私も時々、「紙媒体がweb媒体と競合して負けてしまうのでは」という意見を耳にすることがありました。しかし、情報を届ける相手や情報量といった点でうまく紙媒体とweb媒体を使い分け、競合ではなく相乗効果を生むような方法を見つけていくことができれば、むしろ印刷事業に加えてwebの事業を行っていくことは、会社としての強みになるのではないでしょうか。

✓編集技術など、ローカルメディア事業を行うために必要なノウハウをうまく活用すること

印刷会社として取材を行ったり記事を制作・編集したりしてきたノウハウは、ローカルメディア事業でも大いに活かすことができます。

ノウハウは経験によって培われていくものなので、経験がまったくない状態から新たに始めるよりも、既にあるノウハウを活用していくほうが圧倒的に有利です。そういった点で、印刷会社とローカルメディア事業は相性が良いと言えます。

✓自治体との提携など、ローカルメディア事業を更に発展させていくこと

上記では印刷事業とローカルメディア事業の関連についてお話しましたが、ローカルメディア事業に取り組むからには、ローカルメディア事業を起点として、印刷事業以外の方向にも発展させていくこともまた重要なことです。

自治体とタイアップされている株式会社図書印刷同朋舎様のように、ローカルメディアの運営体制によって構築したネットワークや実績を元に、自治体やナショナルクライアントなども巻き込んで、さらなる事業を展開していく見通しを持ってローカルメディア事業に取り組むことで、会社としてできることがどんどん増えていきます。

これまでお取引のなかったような店舗や、自治体なども巻き込んだローカルメディア事業を行っていく場合、営業のノウハウという観点も出てくると思います。

また、webの知識という観点もあるかと思います。

弊社フューチャーリンクネットワークは、2000年から現在までに474の地域でローカルメディア「まいぷれ」を展開しており、その中で培った営業やwebや取材編集のノウハウに自信があります。

現在、ローカルメディア「まいぷれ」の新しい地域での立ち上げ・運営を一緒に行ってくださるパートナー企業様を募集しておりますので、ご興味のある方はお気軽にこちらからお問合せをいただき、資料をご請求ください。