まいぷれ運営パートナーのご案内

事業内容が自分のニーズとマッチ!融資サポートもあり創業の道筋が見えた

株式会社みなとまち情報社様は、まいぷれ事業をスタートするにあたり2018年1月に設立登記された会社です。設立後、サイトオープン準備期間を経て、2018年7月より『まいぷれ小樽市』を運営し、事業・法人ともにステップアップを続けています。

みなとまち情報社の創業者であり代表取締役の湊様に、小樽市にて創業に至るまでの経緯や、事業を行う中で感じていることについて、独立時の苦労話も交えてお話を伺いました。

株式会社みなとまち情報社
設立 2018年
業種 まいぷれ専業
運営エリア 北海道小樽市
(人口11万5千人)
まいぷれ事業運営体制 マネージャー1名・業務委託3名

創業を考え始めたきっかけは?

地元小樽の将来への危機感と直面した課題。企業の代表として地域活性に貢献したい

私の住む小樽は、観光地として名が知られていますが、全国的にもトップクラスで人口減少、高齢化が進み、一市民として将来に不安を感じていました。人口減少の問題はすぐに解決できないとはいえ、観光収入を増やすことによって税収を増やし住民サービスに還元することが必要な中、小樽は通過型観光地と呼ばれ、宿泊者を増やすことが課題となっています。前職がホテル勤務のため、その課題を身近に感じていたので、地域活性化を通して街の魅力を増やし宿泊者を増やしたいと考えていました。

前職のつながりから商工会の青年部に入り、イベントの実行委員会など、地域活性化事業に参加するようになりましたが、常に共通する課題として資金のない活動が多く、宣伝、告知で苦労することを知りました。

並行して地域活性化や観光振興について勉強するうち、地域の事業者や行政が参加して観光地をマネージメントする組織「DMO」の存在を知り、小樽にも必要だと思いました。将来小樽にDMOができるときに自分も関わりたいと思い、そのためには自分で会社を経営して企業の代表として参加したいと考えるようになっていきました。

まいぷれ事業に興味を持ったポイント、加盟を決めた理由は?

事業内容が自分のニーズとマッチ。融資サポートもあり創業の道筋が見えた

フランチャイズ開業サイトから『まいぷれ』を知り、これなら自分で会社を経営しながら地域活性化に貢献できるので、私のニーズにぴったりはまる事業だと感じ、問い合わせをしました。自分が本当に経営者になれるのか、自信もなく様々な葛藤がありましたが、何かを始めないと前に進めないと思い、事業体験講座「まいぷれアカデミー」だけでも受講しようと申込みました。

「まいぷれアカデミー」を受講し、事業内容のより詳細まで知った上で自分のニーズとマッチしていると感じられた点はもちろん、創業融資申請サポートなど、起業までのバックアップも充実していると感じ、創業への道筋が描けたため、帰りの飛行機で契約しようと心に決めました。

 また、創業には周囲の理解も大切かと思いますが、家族が創業を応援してくれたことも大きかったです。勤めていた職場は引き止めもあり、引継ぎなど含め退職には苦労がありましたが、地域での人脈を形成していく上で、力を借りることができました。

実際にやってみて良かったことは?

同じく地域を盛り上げたい方々との新たな出会いに刺激を受ける日々

様々な業種、業態の方と関われること、地域の人との繋がりが爆発的に増えました。

子育て支援、観光、イベント開催など、さまざまなアプローチから小樽のことを考え、地域活性化の活動をしている方とつながりができ、その方々と意見交換することが刺激になっています。

自分の夢も膨らみますし、今は各々がそれぞれ活動している点の状態ですが、今後これを線としてつなげていけるような動きもしていきたいです。

地域店舗の方と商談中の湊代表

逆に、実際にやってみて大変だと感じたことは?

経営者として会社を持続可能な状態にもっていくのは、自分の努力がすべて

フューチャーリンクネットワークの持っている知見やサポートをうまく活用しながら、自己判断で自由に使えるようになった時間を効率よく使えるようスケジュールを管理し、自分に甘くならないように気を付けています。起業するときも、サイト立ち上げ時・運営中もFLNからのバックアップは充実していると思います。実際、営業経験がなかった自分も、研修で学んだことをそのまま実践しているだけで契約が取れています。

しかし、実際に現地で動き、売上を作っていくのは自分自身。フューチャーリンクネットワークのサポートに頼りすぎず、経営者としての責任と覚悟をもって、会社を持続可能な状態に持っていくためには、自分の努力が全てだと思っています。

『まいぷれ』のようなストックビジネスは契約件数が増えると継続して収入があるのである程度安定しますが、安定するまでにかける時間が重要だと感じています。どんな商売でも同じかもしれませんが、最初は赤字からスタートし、それをいかに早くに黒字経営に持っていくか、自己資金との勝負です。今はいかに効率よく黒字化に持っていけるかが課題です。コンスタントに掲載店を増やしていくために、契約見込みのある地域店舗・事業者を切らさないよう、アプローチを続けていくことを意識しています。

店舗への営業経験が0の状態から参入されたパートナー企業様は、全体の半数以上です
そのような会社様・創業者様でも『まいぷれ』の営業ができるよう、マニュアル提供の他、実地研修や提案サポートなども行っております。

現在力を入れていることは?

お客様の満足度UPから新規顧客への提案力UPへ

早期黒字化のために、『まいぷれ』への掲載を契約してくれたお店さんにメリットを感じてもらいしっかり継続いただくことも重要です。お店や企業によって様々な課題、悩みがある中で、よりそのお店に合った提案をしていけるよう、心がけています。

また新規で提案に回っていると、高齢化が進む地域で「ネットで集客」をすること自体、イメージができないと考える方もいらっしゃいます。すでに小樽市内の店舗で『まいぷれ』に掲載することでどんな効果が出てきているかを示すことができると、聞く方の反応も変わってくるため、自エリアでの実績を積み重ねていけるよう、試行錯誤を繰り返しています。

事業継続に当たって、ご自身のモチベーションとなっているものは?

自分が立ち上げた会社を続ける使命感と小樽に貢献したいという想い

創業時、自己資金が不安だったため、融資制度を利用しましたが、一時融資が下りなくなりそうになり目の前が真っ暗になったのを今でも忘れません。フューチャーリンクネットワークの方が金融機関との間に入ってくださり融資を受け起業できましたが、事業スタート時の苦労の分、この会社をしっかり続けていく使命感は強くなりました。私は契約前に他社の失敗談などを聞いても決意は揺るがなかったと思いますが、参入検討中の方々は、過去の失敗事例なども知った上で、経営者となる覚悟をもって参入いただけると良いと思います。

また、ビジネスですので想いだけでは継続できないことは事実ながら、最終的には小樽の地域活性に貢献していきたいという想いが自身をモチベートするにあたって大きな力となっています。

湊様と同じく、個人の方からこの事業にご興味いただき創業し、パートナー企業として参入いただいている会社は20社以上ございます。
創業融資や会社設立など「創業」ならではの点も、先輩創業社長陣のご経験と実績、ご意見をもとに日々改良を重ねながら、創業サポートを構築しております。